近年の社会情勢変化、少子高齢化、若者の都市流出などで、一時、活動が低迷した時期もありましたが、地域住民が一丸となり、豊水校区まちづくり事業の中で核として位置づけ、「神楽によるふるさとまちづくり」と掲げ、伝統芸能を再考すると共に、小中学生も含めた後継者育成に努めています。

川島神楽は、玉名市豊水地区にあります。

子供達への後継者育成は、小学３年生からの参加が順調に定着してきました。子供達は、夏休み期間については２回／週、夏休みの後１０月１５日の秋の例祭までは１回／週、主に地区の公民館を使用して練習しています。

毎年、玉名市神楽連絡協議会主催の「玉名市神楽フェスティバル」へ参加しています。
11月初めの夕刻から、玉名地域の各神楽保存会１０数団体が集合し、神事の後、舞いを披露します。当日は、市内外より多くの観客が訪れ、秋の夜の神々しい雰囲気を味わい、盛り上がりを見せます。

平成２１年１０月には、静岡県で行われた「第２４回国民文化祭・しずおか２００９」の神楽フェスティバルに参加し、全国各地から集まった団体の中で、舞いを披露すると共に、各団体との親交を深めることができました。